春を待ちわびて

3月11日の東北地方太平洋沖地震により、被災にあわれた方々、被害にあわれた地域の方々の困難な現状を見るたびこころが痛みます。心よりお見舞い申し上げます。
ここ我孫子市は、一部液状化により被害が出ましたが、幸い花壇のある我孫子駅前は変化はありませんでした。市内の公共施設がいまのところ3月一杯の閉館を決め、いろいろな行事も中止になりました。私たちの会も3月に2回、昨年と同様に小学生の体験作業を予定していましたが、今も余震が続き、原発の問題もあり、用意していた花苗も入荷できなくなり、残念ながら中止になりました。

今日は雨降りの、暗い日です。でも、今朝、今年はじめて庭で鶯の初音を聞きました。まだあまり上手ではないけれど、明るい、かわいい声でした。駅前の花壇もパンジーが少しずつひろがり、チューリップの芽が大きくなりました。こんなときでも、春は着実にそこまで来ています。被災された方々に、東北のみなさんに、今、原発で復旧に命がけであたっておられる方々に明るい春が訪れることを心から願わずにいられません。