身近にできる地球温暖化防止対策
2006年の日本における二酸化炭素(CO2)の排出量は、12億7千万トン、 部門別にみると産業:36.1%、運輸:19.9%、民生(業務):18.0%、民生部門(家庭)13.0%、その他エネルギー変換部門、工業プロセス、廃棄部門等であるが・・・。
2007年でみると、工場など+3.6%、運輸が−1.6%、オフィスなど+1.2%、民生部門の家庭では+8.4%と特に増加が目立っている。
日本は、京都議定書で(2008〜2012)までに年平均で1990年比−6%を削減すると約束しましたが2007年値で、8.7%増となっている。
最も大きな要因としては、CO2を多く排出する火力発電所の稼働にあるといわれております。それに代わる自然エネルギーである太陽光や風力、地熱等の普及が急がれているのが現状です。
我々市民が日々の暮らしの中でどうしたらCO2を削減できるのか模索している人は多いと思う・・・また、「地球温暖化対策の推進に関する法律」が成立し、地球温暖化対策を推進する上での国、地方公共団体、事業者、国民の責務が明らかになった。
毎日のように新聞、ラジオ、テレビで、多くのマスコミ等が報じており、市民の目に耳に届いている。火力発電所の稼働を抑制させるには、家庭の電力使用量を抑えることがCO2削減につながり、家計にも優しい身近な温暖化防止対策の一つです。私たち我孫子市地球温暖化防止推進協議会(エコライフあびこ)では、発足以来、会員自ら「環境家計簿」をつけ、エネルギー(電気・ガス・水道、灯油・ガソリン等の水道光熱費)使用量の抑制によるCO2削減に努めています。