環境家計簿でCO2排出量を知る

二酸化炭素(CO2)排出量は、大気を暖める気体の一種で、温室効果ガスといわれており、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第5次評価報告書・第2作業部会の報告書では、“温暖化が生態系や社会に重大な影響を与えている“と断定し、これまで以上に脅威であると報告し、その表現は開催を重ねるごとに深刻さを増している。

CO2を排出している産業部門に関連する民生部門の皆さんの家庭からは、約5,270Kg/CO2/世帯(2012年度)、1人当たりでは、約2,240Kg/CO2/人(2012年度)を排出しております。以上(地球温暖化防止活動推進センターのデータより)
毎月の家庭からの二酸化炭素(CO2)排出量は、主に電気、ガス、ガソリン等のエネルギーを使うことで排出しています。生活には欠かせないエアコンや冷蔵庫、テレビ等の電気機器やシャワーなどの給湯、自動車などの使い方を工夫するなど毎日の生活を少し見直すことで、(TVや照明の付けっ放し、暖房、冷房温度調節、エコドライブ等)によるエネルギー使用量を削減し、CO2排出量を減らし、家計にも地球にも優しい暮らしが急がれます。
エネルギー使用量は、毎月の電気、ガス、水道等の検針票及びガソリン、灯油等の領収書から求めることができます。
環境家計簿は、電気、ガス、水道、ガソリン、灯油などの使用量に排出係数を乗じたものが二酸化炭素(CO2)排出量で、数値化することで、前月や昨年度との比較が容易となります。 是非挑戦してみてください。