炭火で五平餅を焼く

兵庫県立一庫公園で、私たち「きららの森」が、毎月第3土曜日にさせていただいているイベント「きららの森のキッチン」。
里山の自然がいっぱいの公園で、大人も子どもも一緒に自然体験、ネイチャーゲームを楽しんだり、皆さんの健康を気遣ったお昼ごはんを作って、いただきます。

(%雪だるま%)当日は、とっても寒い日!!
外に出たくなくなりそうな、ここ数日。そのためか、参加申し込み人数が、ひと家族だけ・・という、きららのキッチン史上最少人数!スタッフのほうが多い状態でのイベントとなりました。

でも当日、一庫公園のほかのイベント参加の方たちが9名も、お昼ご飯を食べにきてくださいました。急ににぎやかになり、嬉しい予定外のできごとでした。作っていた料理も無事、足りて、「おいしかったよ」と感想をいただいて、よかった〜(%雪だるま%)

今日は、冬至メニュー。柚子とかぼちゃを使いました。

★5分つき米ご飯

★水菜と白菜とおあげさんのすまし汁・・・私の能勢の実家の畑で採れた水菜と白菜。花型人参と大根も入れて。

★田楽・・・大根、豆腐、里芋、こんにゃく。 大根はゆっくり弱火で煮て、甘みを出します。里芋は蒸して。こんにゃくは、たたいて、塩もみ塩茹でと、丁寧に下ごしらえ。やさかの白味噌に柚子を入れて練ると、とってもおいしい田楽味噌ができました。

★ごぼうとにんじんと玉ねぎの煮物・・・ごぼうをじっくり炒めて、うまみを出します。玉ねぎも甘みを出すように炒めて、それからじっくりことこと煮ます。おしょうゆで濃い目に味付けして、今日のメニュー全体を引き締める味付けです。

★小豆かぼちゃ・・・私の実家の母が無農薬で作っているかぼちゃです。砂糖を入れなくても、甘くておいしい。

★青梗菜のおひたし・・・ひとくらクラブのHさんの畑の青梗菜。 写真のお昼ご飯のプレートは、青梗菜が入っていないので、緑の色合いが足りませんが・・。
無農薬野菜を使った料理で、これで350円は安いかも。
(このうち50円は緑化活動に寄付されます。)

子どもたちもは、小さな手で五平餅をつくり。

それから、こどもたちと山を歩きます。柴や枯葉を拾ってきました。
拾った枝を、早速、ノコギリで切ります。

寒いけれど晴れて、公園の澄んだ空気はきもちいい。
子どもたちは、公園の自然の中で外遊びを満喫したようでした。

今日は、きららの森の女性スタッフ3名、ひとくらクラブの男性スタッフ2名に、参加者のご家族とで和気藹々、でした。

娘が2歳の頃から始めた、この「キッチン」ですが、娘を抱っこしたり、息子が赤ちゃんの頃はおんぶして、続けてきました。
今思えば、ちょっとしんどい時期もあったけれど、
今は、娘も息子も私から離れて、子供同士でなかよく元気に遊んだり、ひとくらクラブのお父さんたち(子どもたちから見れば、おじいちゃん世代)からいろいろ学んでいる姿を見ると、「ここのスタッフを続けてきてよかったなぁ〜」とつくづく思ったりしました。
(松尾かおり)