4月17日。山桜も満開をすぎ、新緑。春の風は少しひんやりしても、公園はとても気持ちの良い季節です。
今日のテーマは「桜餅づくりと、葉っぱさがし」。
参加者の子どもたちと、桜餅を作ります。
生地を作ります。小麦粉を水で丁寧に溶く作業を、4歳の女の子が上手にしてくれました。
スタッフが小豆を煮て作っておいた「あんこ」を、子どもと一緒に俵型に丸めます。
そして、小麦粉で作った生地を、フライパンに薄く楕円型にのばして、ひとつづつ焼きます。
生地にあんこを包んで、桜の葉でくるめば出来上がり!
そして、スタッフゆうさんのガイドで「葉っぱさがし」です。
春の公園を散歩に出かけて、春の花や葉っぱを見つけます。
子どもたちが、葉っぱや花の色を、パレットのかたちにした白い紙にうつしていきます。
やさしい色の、すてきな作品ができました。花や葉っぱの香りもします。
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お昼ごはんの料理のあいだ、子どもたちは公園で思い切り遊びます。
お釜の前で火の番をしている、ひとくらクラブの男性スタッフのそばで、行ったりきたり遊んでいます。今日は、できたばかりの真新しい「薪置き場」に入って、ごっこ遊び。まだ薪が入っていない、お家みたいな「薪置き場」、子どもたちがあんまり気に入って「ここでご飯食べる!」と言うので、男性スタッフが切り株を椅子に、板をテーブルにと、用意しました。
ここで大人も一緒に、お昼ご飯にしました。
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昼ごはんは、肉や魚など動物性のものは使わない、野菜料理です。
5分づきご飯と、畑で旬の野菜は、できるだけ能勢の「道の駅」で売られている、地元の人が育てたものを使用しています。
料理は、参加者の皆さんと一緒に作ります。
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今日のメニューは、
★ちらし寿司
細く切った干ししいたけと油揚げを、昆布と干ししいたけの出し汁と醤油で煮ておきます。
お釜で炊いた5分づきご飯に、梅酢で作った寿司酢、煮た具を混ぜます。
トッピングは、豆腐を炒ってターメリックで黄色く色を付けた、「卵焼き風」、
梅酢で煮た「梅酢れんこん」、茹でたブロッコリー。彩りよく飾ります。
★葉ごぼうの味噌炒め
葉ごぼうは、今の季節限定の野菜!ごぼうの実の部分は、ほんの5センチほどの長さですが、長く伸びる茎と、その上に広がった葉をいただきます。
(これは、私のオリジナルな料理法です)
苦味があるので、まず、塩茹でしてアクを抜き、小さく小口切りにしたごぼうを、じっくり炒めます。梅酢と水を振って蒸し煮したあと、細かく切った茎と葉を加えて炒めます。3年味噌と梅酢を加えて蒸し煮し、炒めながら仕上げます。
ご飯のおともに、ちょっと大人の味、春の味。おいしいです。
★春キャベツとたまねぎとにんじん炒め、甘酢あんかけ
「甘酢あん」と言っても、砂糖や酢は使わず、白味噌、梅酢、醤油と本くず粉で味付けします。
★クレソンのお浸し
★ラディッシュのプレスサラダ
★すまし汁
・・・今日のお寿司のご飯は、「桜餅」の生地の色づけに使った黒米を(もったいないから)、5分づき米に混ぜて炊いたので、紫色に染まりました。
その上に、卵に見立てた、黄色い炒り豆腐など、色鮮やかなトッピングをのせたので、なんだか不思議なエスニック風にも見えるご飯に!!寿司には見えない・・・。でも、味はとってもおいしく、大好評でした。
季節の味の、ご飯のあとに、「桜餅」をいただいて、大満足。
あと片付けのあいだも、子どもたちはまたまた遊びに行きました〜。
春の公園の自然を満喫しました。
(松尾かおり)
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