7月17日。
公園の緑は濃く、カンカン照りのいい天気!
今日は、きららの森の夏の名物、ピザ作りです。
たくさんの方が参加してくださいました。
まずは、ピザ生地作り。
国産小麦粉を計って、子どもたちも一緒にこねます。
できた生地は寝かせておきます。
そして、調理テーブルに並んだ、たくさんの採れたて旬の野菜たち。
能勢の「道の駅」で売られている、地場のものがほとんどです。
スープとサラダ、ピザのトッピング用に・・・と、みんなで野菜の下ごしらえ。
小さい子たちも、子ども用包丁を持って、野菜切りを手伝います。
今日初めて包丁を握った、という小さい子もいます。
きららの森では、子ども用包丁をたくさん常備しています。
さて、ピザ作りのほかに、もうひとつ今日のメインイベント、一庫公園名物の「ヤマモモ」採りです。
子どもも大人も参加者みんなで、採りに行きます。
木の枝の上に、甘くて酸っぱい赤い実が、たくさん。
木から実を落として、拾い集めて・・・きらら恒例、ヤマモモジュースを作ります。
かまどの大鍋の中でコトコト煮えているのは、野菜の甘い味と、押し麦のとろみがおいしいスープ、36人分です。
シンプルに昆布のお出しに、お塩で味つけ。かぼちゃがお汁に溶け込んだ、甘いスープに仕上げました。
さて、かまどとピザ釜の前にテーブルを移動して、
ピザのトッピングです。
これが、ピザ作りのお楽しみ!
みんなで生地をのばして、色とりどりの野菜たちをのせていきます。
ピザの味のポイントは、きららスタッフ特製ピザソース。
ひとつは、能勢のトマトを煮詰めて作ったトマトソース。 (スタッフゆうさん作。)
そしてもうひとつは、名物(?)「もちあわソース」。
ちょっと和風な、とろりとしたチーズ風の食感。
この「もちあわソース」は、スタッフゆうさんの手前味噌をピザ生地に塗った上に、とろりとかけると、不思議においしい組み合わせ!
モチアワは、ちょっと贅沢に岩手県産のもので、もちあわソースを私が作りました。
ピザ釜から焼けたピザが出されると、
おいしそう〜、早く食べたい!という子どもたちの声。
どんどん切り分けて、お皿にのせて、いただきま〜す!
いろんな夏の味が大集合。
火の番を担当してくださっている、ひとくらクラブのHさん。
今回も畑で育てて差し入れしてくださいました。キャベツとたっぷりの青しそ。
これを主役に、にんじんの千切りも入れて、即席漬け風サラダにしてみました。
さわやかな味に仕上がりました。
お皿のサラダの横には、きれいなピンク色の「ヤマモモゼリー」。
これは、数日前に私たちスタッフが採っておいた、ヤマモモで作ったゼリーです。
ヤマモモを煮て、寒天で固めた甘酸っぱいゼリー。
当日みんなで採ったヤマモモで作った、ヤマモモジュース。
どちらも、みんなの大人気でした。
ピザにスープ、サラダ、ゼリーとジュース、でみんな大満足!
一庫公園は、開園以来全く一度も、農薬を使用していない公園なのです。
だから、今回のヤマモモをはじめ、園内の植物は安心して食べることができるのです。
私たち「きららの森」は、「公園を食べよう!」をテーマに活動しています。
地場の野菜料理とともに、季節ごとに園内で取れる、食べられる植物を調理に使用もして、皆さんの健康を気遣ったお料理をしています。
ぜひ、遊びにいらしてくださいね。
(松尾かおり)