2010年10月19日(火)(%くもり%)

<参加者>子ども10名/大人4名

今日は幼稚園が代休のお友達が兄弟姉妹で参加してくれて、
とてもにぎやかな一日となりました。

いつものように荷物を自分のカゴにしまい、お帳面を出したら、
自由遊びが始まります。
男の子も女の子も「おうち」が大好き。
お料理したり、洗濯したり、お気に入りの動物を抱いて買い物へ行ったりと楽しそう。

その隣でおやつの米団子作りが始まると、
すっと寄ってきて一緒に作る子や興味津々に覗き込む子。
「♪お餅つ〜き、ぺったんこ♪」と歌いながら黒米入りのご飯を搗いて、
コロコロまるめて、お団子作り。
きな粉とゆかり&黒砂糖をまぶして、2種類の可愛いお団子ができあがり

お母さん方はスタッフの「おとうさん」が入れてくれたハーブティーでほっと一息。
おしゃべりにも花が咲きます。

おやつが出来上がると「朝の会」
朝のお歌を歌い、こびとさんに名前を呼んでもらいます。
前回恥ずかしがっていた子が今日は可愛い声でお返事を聞かせてくれました。

秋の手遊びとお遊戯は「風」「虫の声」「秋の遠足」「渡り鳥」をイメージしたもの。
一つの鈴を歌に合わせて虫の鳴き声のようにならします。
そして次の人へ・・。
自分の順番を心待ちにし、そして次の人へ「はい、どうぞ」。
最後の子が終わるまでみんなで見守ります。
静かに耳を澄ませた後は、秋の遠足に出かけます。
元気良よく歩きながら、柿や栗を見つけて舌鼓。
みんな笑顔がこぼれます。

おやつのお団子を食べたら、お散歩へ出発。

鹿のフン、栗を発見!
「すっげぇ〜」と男の子。

「チカラシバ」で作る「栗のイガ」に女の子達が夢中です。
ちょっと力がいるので前回は大人に作ってもらっていましたが、
今日は自分でできるようになり、とっても嬉しそう。
小さな子は「私も〜!」と大きな子に作ってもらって、
手に乗せてもらっています。
「そ〜と、そ〜とね。すぐつぶれるから」
大切なものを包み込むような小さな手がとても可愛く見えました。

「これ、鹿の道だよ」とゆうさん。
「うそやろー」っと男の子。
「うそじゃないよ、毎日歩いてるのよ。ウンチがあるんじゃない?」
「そうなん!?」
と、分け入って行く子ども達。

見逃してしまいそうな細い獣道。
でもそこにはしっかり動物の息吹きが。
姿は見えないけれど、確かにこの場所で一緒に暮らしているんだという実感。
人だけで暮らしていると錯覚してしまいそうな中、、
この能勢では人は自然の一部なんだと感じます。

「木のトンネル」はとても気持ちのいい道。
森の精やこびとが住んでいそうな茂みや切り株。
子ども達の想像の世界が広がります。
今日は出会えませんでしたが、
以前ここをキジが足早に横切って行ったこともありました。
いろんな出会いのある素敵なお散歩道です。

美味しいお弁当を平らげた後は「畑作業」
今日は「ホウレンソウ」「うまい菜」「白菜」のタネを蒔きます。
折り紙の箱に一人ずつタネを入れてもらって、
大切に蒔き、そっと土をかぶせます。
おいしい菜っ葉になぁれ。

蜜蝋ろうそくに火を灯したら絵本の時間
今日は「おおきなかぶ」
「うんとこしょ どっこいしょ」と自然と声があがります。
みんなが植えた菜っ葉も大きく甘く育ちますように。。

そして「終わりの会」
それでは、また会う日まで!
今日が子ども達にとって素敵な一日であったことを願って・・・。

おまけ(%星%)

あ〜、やっぱり。
今日は砂遊びしてなかったもんね〜。
「さよなら」したけど、お母さん方がおしゃべりしているすきを見て!?
砂遊びが始まりました。
「これをしなきゃ、終われない!」って感じ。

あんまり楽しそうなので、しばらく見守る大人たちでした。

(ひとこ)