黒川地方の粽作り その②

[その①の記事の続きです]
では、子どもたちも、大人たちもみんなで。
まずは生地をチガヤの茎に握りつけます。
そしてナラガシワの葉でくるみます。

カシワの葉でくるんだ反対側を、
チガヤの葉で包みます。
「ちょんまげ」の形にして、イグサで巻いて止めます。

包んだ粽は、もう一度蒸します。
おくどさんでは、ご飯も炊いています。
今日は、炒めた大根を一緒に炊いた、
「大根めし」。
粽を蒸したあとおくどさんのお鍋では、
野菜の味噌スープを煮ます。

テーブルをおくどさんの前に運び出して、
みんなでランチプレートの盛り付けです。
今日のメニューは
★大根めし
 能勢のお米を5分づきにし、大根と一緒に炊きました。
 シンプルながらおいしくて好評でした。
★味噌スープ
 玉ねぎをよく炒めてから大根・にんじんと重ね煮し、
 野菜の甘みがおいしいスープです。
★キャベツとラディッシュのサラダ
★レタスのサラダ
天然醸造の醤油をベースに作った、シンプルなドレッシングで。
きららの森のキッチンでは、地場のお米や野菜を使った、
季節の野菜料理です。
野菜のおいしさで好評でした。

ご飯のあとは、蒸したての粽をいただきます!
イグサの花がかわいい、ちょんまげの形の粽。
お砂糖は入っていない塩味の粽で、
挽きたてのお米の粉と、
みんなでついて、蒸したてのおいしさ。
きなこを自由につけていただいたり、
つけなくても充分おいしい♪

子どもも大人も、手間ひまかけた、
粽と、季節限定の味を満喫しました。

(kaori)