2学期から、少し時間割を変えました。小学生クラスと幼児クラスの間におやつの時間を取るようにしたことと、幼児さんはお母さんと一緒に入ってもらうようにしたことです。これは大成功でした。これまでなら皆そろうまで、先に来た子がお歌の部屋で走り回って大騒ぎしていたのが、お腹が満たされて落ち着いた状態でお母さんと一緒に部屋に入り、ひとりひとり私と握手してごあいさつしてから始められるのです。子どもたちの様子は全然違います。ひとりでできる、とがんばってる子も、まだまだお母さんと一緒にできて嬉しそうです。ただ毎回お母さんが来れない子がいて、1回や2回ならともかく、いつも自分だけお母さんがいないのは寂しいだろうと思うのです。なんとか考えなくてはと、思っています。
小学生クラス、高学年は前回から楽譜の導入に入りました。といっても、太陽や月や惑星たちの通り道をブロッククレヨンで描いていくというカラフルな楽譜です。宇宙の星たちの世界はいつも音楽で満ちていて、この地上の音楽も実はそこから来ているのです。楽譜もそのように生き生きとしたものとして、子どもたちに伝えていきたいと思っています。
低学年クラスは2学期から1年生もペンタトーンフルートを始めました。この笛は実に優れものです。子どもの呼吸に合うように作られていて、呼吸を整えるのに最適なのです。アウディオペーデのコースでそのことを学び、惚れ直しています。何かの曲を吹くためではなく、子どもの健やかな体の器官を形成していくための楽器ともいえます。少しずつ取り組んでいきたいと思います。
10月22日 斉藤理美(なかつかさ りみ)