(%青点%)(%青点%)阪神・淡路大震災を教訓にして、防災・復興にも女性の視点が必要と考えられるようになってきました。
(%青点%)阪神・淡路大震災では、1人暮らしの女性高齢者に被害が多かったといわれていますが、近所との付き合いが少ないため、災害時の救出が遅れたのではないかといわれています。
(%青点%)母子家庭の場合は、勤め先の倒産や業務縮小で、休職や解雇に追いこまれた人も多く、生活の立て直しのためには、経済的援助と共に就労に関する相談や保育の支援が必要となりました。
(%青点%)また、避難所では、トイレが足りない、トイレの場所が悪い、女性や乳幼児を抱えた母親に必要な物資(生理用品、ミルク、離乳食、おむつなど)が不足するなどの問題も生じました。また、女性や子どもへの暴力被害も深刻でした。
(%青点%)(%青点%)これらは、避難所の運営に女性の関わりが少なかったことが原因のひとつと見られ、女性の視点が必要であるとの見方をされるようになりました。
(%青点%)さらに、避難先での慣れない不便な生活の中で、育児や家事の責任が集中することへの精神的ストレスを抱える女性も多く、精神的な支援も求められました。
(%青点%)(%青点%)このように、防災・復興対策は、男女のニーズの違いを把握して進めること、女性の活用と女性の人権を考慮した対応が必要であると考えられます。 (我孫子市男女共同参画一口メモより)