人身取引(トラフィッキング)問題を考えましょう

(%青点%)(%青点%)人身取引は、「遠い昔の出来事」ではありません。現代の奴隷制と言われながら、国際的犯罪組織によって人の売買が今も行われています。
特に社会的・経済的に弱い立場に置かれている女性や子どもが被害者の多くを占めると言われており、日本は、人身取引被害者が最終的にたどりつく受入国のひとつであると国際社会から批判を受けています。

(%青点%)人身取引は、被害者に深刻な精神的・肉体的苦痛をもたらし、癒しがたい傷を負わすことから重大な人権侵害であり、迅速な被害者の保護が求められています。
また人身取引は犯罪であり、さらなる被害者を生まないためにも加害行為者や犯罪組織の取締りとともに、被害者が公的機関などに被害の申告をしやすい環境を整備することが重要です。

(%青点%)人身取引は「トラフィッキング」とも言われ、国際的な犯罪組織が暴力、誘拐、詐欺などの強制的な手段により、女性や子どもなど弱い立場にある人々を別の国や場所に移動させ、売春や強制的な労働をさせて搾 さくしゅ 取することをいいます。密入国と違って本人の意に反した強制力や脅迫などが伴っています。

(%青点%)人身取引による被害を拡大させないためには、実態を知り、社会全体の問題として受け止めることが大切です。被害者は、暴力や脅迫を受け、自ら逃げようとする気力を失っています。また、母国に住む家族に危害が及ぶことを恐れて、被害申告をためらっています。(千葉県人身取引リーフレットより)

★★千葉県では「人身取引」の理解を深め、被害者の支援を図り、人権侵害のない社会を実現していくことを目的に講演会を開催します。
テーマ
「人身取引被害者を救うために」
● 日時
平成20年11月17日(月)13時30分〜16時
● 会場
きぼーる 千葉市ビジネス支援センター 13階会議室 
(千葉県千葉市中央区中央4-5-1)
● 参加費
無料