名水百選の柿田川湧水群に行ってきました。

(%音符1%)一日100万トンの湧水量があり、貴重な動植物の生息地として、そのすばらしい景観とともに私たちに豊かな自然の営みと川が動植物の命の源になっていることを、あらためて教えてくれる。

(%音符1%)静岡県清水町に、こつ然と湧き出した水は「わき間」と呼ばれ、いくつもの「わき間」から清冽な水が集まって川幅30〜50m、延長約1200mの短〜い柿田川となっている。
富士山や箱根に降った雪や雨が地下水となって、水が地下から突然湧き出して、そのまま川となっている柿田川は、その流域に豊かな自然環境をつくり、貴重な生態系を維持しているのである。

(%音符1%)実際行って見ると、その素晴らしさは水の清らかさ、湧き出る瑠璃色の「わき間」の吸い込まれるような透明さと、清らかな水をたたえた川面に、清流に咲くバイカモや水辺の水生植物の鮮やかなみどりが映えて見ているだけで心が癒される。
水草、水辺の動植物、魚や野鳥など希少動植物も見られる。

(%音符1%)この、かけがえのない柿田川の水や自然を守り貴重な生態系を守るため有志によるナショナル・トラスト運動(柿田川みどりのトラスト)を展開している。

★紡績工場が利用していた井戸の跡。
陽光と砂で水が瑠璃色にかがやく

★柿田川の水生植物と斜面林

★柿田川の源流
砂を噴き上げ休むことなく湧き出す地下水(わき間)が随所に見られる。