(%赤点%)子育て世代の当事者や利用者の目線で、既存の枠にとらわれず、「ゼロ」から少子化対策を小渕少子化対策担当大臣と一緒に考えていくチームということで、第1回会合:「恋愛・結婚(未婚化・晩婚化の要因分析と社会的な取組・課題の整理)」をテーマとして、山田昌弘氏(中央大学文学部教授)、三浦展氏(カルチャースタディーズ研究所)、金子隆一氏(国立社会保障・人口問題研究所人口動向研究部長)からヒアリングを行なった。
・少子化の背景には未婚化や晩婚化、さらには非婚化がある。結婚しているカップルに関しては、従来の少子化対策が有効となるが、結婚まで至らない人が増えてきて いる。
・非正規雇用の増大など若者の経済的基盤の不安定化、出会いの機会の減少、
結婚 に関する男女間の価値観の相違、コミュニケーション能力の低下、結婚に期待
する効用の低下などが指摘された。
・政策的な対応としては、新しい出会いの場を作る、コミュニケーション能力を高める、
カウンセラーがアドバイスを行うなど「婚活」を支援することなど考えられる。
・未婚化や晩婚化の現状や背景要因に関して広く議論を行い、若者を含め国民の多
くにその重要性を理解してもらうことが先決となる。そこから新しい少子化対策の一
歩が始まる。
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