(%青点%)(%青点%)総務省が31日発表した住民基本台帳に基づく2010年3月末時点の日本人の総人口は、前年比1万8323人減の1億2705万7860人と、3年ぶりに減少した。
減少数は、これまで最多だった06年の3505人を大きく更新。出生者が死亡者を下回る「自然減」が過去最多の7万3024人となったのが主な原因だ。
出生者は、107万3081人(前年度比1万5407人減)と2年連続で減少。これに対し、死亡者は114万6105人(同1万1703人増)で、過去最多を更新した。
総人口のうち年少人口(15歳未満)の割合は前年比0.12ポイント減の13.42%で、老年人口(65歳以上)は0.47ポイント増の22.68%と、少子高齢化が続いている。
一方、帰国者と出国者の差や、外国人の日本帰化などによる「社会増」は5万4701人と、前年より1218人減少した。
地域別に見ると、東京、名古屋、関西の三大都市圏の人口は6417万1324人。全国人口の50.51%に当たり、4年連続で過半数に達した。
また、市町村合併に伴う町村部の人口減少で市部(特別区を含む)の人口割合が90.50%となり、初めて9割を超えた。
都道府県別では、人口が増えたのは増加率が高い順に沖縄、東京、神奈川、千葉、埼玉、滋賀、愛知、福岡、大阪の9都府県で、前年はプラスの兵庫が減少に転じた。沖縄の増加率は0.60%で、逆に最大の減少率は秋田の0.94%だった。
0http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010073100228
◆住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(平成22年3月31日現在)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000076355.pdf