新型インフル:発熱よりせきが先に出る 肺炎の危険信号

<日本小児感染症学会>
新型インフルエンザで肺炎に至る小児患者は、発熱よりせきが先に出る場合が多いとの調査結果を、大阪医科大の河上千尋助教(小児科)らが27日、仙台市での日本小児感染症学会で発表した。
 肺炎の兆候の早期発見につながる可能性がある。
 調査は、昨年秋ごろに同大病院を受診した小児患者が対象。「38度以上の発熱より12時間以上前にせきが出始めた」という人が、肺炎を起こして入院した小児患者では13人中10人(77%)に上った。軽症患者では112人中10人(9%)にとどまった。

 季節性インフルエンザは通常、発熱後にせき症状が出る。
新型の場合は、ウイルスが感染初期から肺の奥に侵入しやすいため、せきが先行すると考えられるという。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20101128-OYT1T00663.htm?from=rss&ref=rssad

インフルエンザQ&A/厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html

河上 千尋大阪医科大学小児科新型インフルエンザ(H1N1pdm)関連肺炎は「咳が熱に先行」
http://www.congre.co.jp/jspid42/pdf/general_abstract_day1.pdf

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24日の朝7時ごろ、雲ひとつない透明な青い空の中天に、ぽっかりと浮かぶ白磁のような月、何か不思議なものを見たような気がしてしばし見とれていた。
子どもの頃は、昼の月を当たり前のように見ていたように思う。
今は、空も狭くなり、見上げることも少ない。
広い、きれいな空にこそ、昼の月は似合う。