こんにゃく入りゼリーの安全性に指標/消費者庁

消費者庁は、こんにゃく入りゼリーの安全性を確保するため、22日、大きさや弾力性を数値で示した指標を決め、合わせて、消費者などを対象にした意識調査の結果を公表しました。

インターネットを通じて、6歳以下の子どもがいる1000人から回答を得た調査では、全体の36%が、包装用の袋に表示された警告に反して、こんにゃく入りゼリーを子どもに食べさせていることが分かりました。

また、「子どもには与えるべきでない」と考える人が13%にとどまったのに対し、「周囲が気をつけて与えるべき食品だ」とする人は、倍以上の29%に上り、「子どもに食べさせない」という呼びかけがあまり浸透していない実態が明らかになりました。

一方、子どもが手にしやすい菓子売り場でこんにゃく入りゼリーを売る小売店が45%に上ることも分かり、末松消費者担当副大臣は、記者会見で「消費者庁として反省すべきでショッキングな話だ」と述べ、注意の呼びかけや売り場への指導を見直す考えを示しました。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101223/k10013028441000.html

こんにゃく入りゼリー等の物性・形状等改善に関する研究会報告書
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/101222kouhyou_9.pdf