とりすぎると心筋梗塞などの危険性を高めると指摘されている「トランス脂肪酸」について、消費者庁は、炭水化物やたんぱく質といったほかの栄養成分と同じように表示することを食品会社などに求める指針をまとめました。
トランス脂肪酸は、マーガリンやお菓子の材料の「ショートニング」という油に含まれる脂肪分で、とりすぎると動脈硬化や心筋梗塞の危険性を高めると指摘されています。
欧米などでは、食品に含まれる量の上限を設けたり、表示を義務づけたりしていますが、日本ではこうしたルールはなく、消費者庁が対応を検討してきました。
消費者庁がまとめた「トランス脂肪酸」の指針によりますと、炭水化物やたんぱく質といったほかの栄養成分と同じように食品に表示することや、その根拠をホームページなどで示すことを食品会社などに求めています。・・・・・ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110221/k10014196941000.html
◆「トランス脂肪酸の情報開示に関する指針」の概要[PDF:239KB]
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin506.pdf