厚生労働省が20日発表した「働く女性の実情」(女性労働白書)によると、2010年の女性の雇用者数は年平均で前年比0.8%増の2329万人となり、過去最多になった。
結婚や出産の後も働く女性が増えたものの、非正規雇用が主流のため、男女間の賃金格差は広がっている。
男性のフルタイム労働者の賃金を100とした場合、女性は69.3で前年より0.5ポイント減少した。
. http://www.asahi.com/national/update/0520/TKY201105200598.html
◆平成22年版 働く女性の実情のポイント/厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001c7u6-att/2r9852000001c7vn.pdf
本年は、平成22年の働く女性の実態とその特徴を明らかにするとともに、女性の就業率に着目し、そのM字型カーブの現状とこれまでの推移、M字型カーブの解消に向けた課題について検討を行った。