国会議員の女性比率、日本は11%、186カ国中121位

国会議員(衆議院)に占める女性の割合が日本は11.3%(2011年)で、186カ国中121位だったことが、菅内閣が21日に閣議決定した男女共同参画白書で示された。
白書では「男女間の格差改善の施策に関して、さらなる検討が必要」と指摘している。

 女性国会議員の割合は、スウェーデンが45.0%、ノルウェーが39.6%、ドイツが32.8%と、欧州各国で高い。米国は16.8%、韓国は14.7%だった。
この40年間で日本は10ポイント伸びたが、ドイツやノルウェーは約30ポイント伸びていた。

 白書では、一定の人数や比率を女性に割り当てるクオータ制の事例を紹介。
憲法や法律で議席に女性の割合を定めている17カ国など、87カ国が導入していた。
日本は03年に男女共同参画推進本部で、議員や企業の管理職などの女性の割合を「2020年に30%」にする目標を定めたが、達成にはほど遠い状況だ。
. http://www.asahi.com/politics/update/0621/TKY201106210137.html

男女共同参画白書(概要版)平成23年版http://www.gender.go.jp/whitepaper/h23/gaiyou/pdf/h23_gaiyou.pdf