全国の16の原発で東京電力福島第一原子力発電所と同じような事故が起きた場合に影響が及ぶ範囲を試算した結果を、国の原子力規制委員会が23日、公表しました。
試算は、全国に16ある各原発のサイトごとに、福島第一原発と同じような事故が起きて大量の放射性物質が一度に放出されるという条件で、去年1年間の実際の気象条件も考慮して行い、国際的な避難基準である1週間の積算の被ばく量が100ミリシーベルトに達する地点を地図上に示しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121024/k10015972391000.html”
◆放射能物質の拡散シュミレーション試算結果/原子力規制委員会
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/0007_05.pdf
◆放射性物質の拡散シミュレーションの試算結果について【PDF:212KB】
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/data/0007_04.pdf
拡散シミュレーションは、道府県が、地域防災計画を策定するにあたり、防災対策を重点的に充実するべき地域の決定の参考とすべき情報を得るため ※ に、原子力発電所の事故により放出される放射性物質の量、放出継続時間などを仮定し、周辺地域における放射性物質の拡散の仕方を推定するもの。