文部科学省は都道府県などに対し、児童生徒への指導では、いかなる場合でも体罰はしてはならないことを改めて通知するとともに、すべての学校での体罰の実態を調査するよう求めました。
通知では、まず教員に対し、児童生徒の指導に当たっては、いかなる場合でも殴る蹴るなどの行為や、長時間、正座をさせるといった、肉体的苦痛を与える体罰をしてはならないことを改めて示すとともに、部活動の指導で試合などに勝つことだけを重んじる勝利至上主義に偏り、厳しい指導として体罰を正当化するのは誤りだという認識を持つよう求めています。
そして、今年度中にすべての小中学校や高校で起きた体罰について、その形態やけがの状況などを教員だけなく、児童生徒や保護者への聞き取りなども行って調べるよう求めています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130123/t10015006701000.html
◆体罰に関する文部科学省の対応
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/04121502/030.htm