千葉県および県内54市町村で2011年度に育児休業(育休)を取得した職員1670人のうち、男性は1・6%の27人にとどまったことが県などのまとめで分かった。また、多くの自治体で導入が進む「育児短時間勤務制度」では、男性の利用はわずかに2人だった。
男性の積極的な育児参加が奨励される一方で、公務員においても依然、長期休暇が取りにくい実態を反映。さらなる取り組みの推進が求められそうだ。
県および県内の全市町村で育休を取得した1670人のうち男性は27人(1・6%)。千葉市をのぞく53市町村では12人(0・9%)にまで低下する。
子育て中の職員が希望する日または時間帯で働ける育児短時間勤務制度は、県と42市町村で導入済みだが、11年度の取得者110人のうち男性はわずか2人。
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/politics/131363
◆育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び雇用保険法の一部を改正する法律の概要
http://www.mhlw.go.jp/topics/2009/07/090701-3.pdf