待機児童問題で 「保活」実態調査 4月/厚労相

匿名ブログをきっかけに政府への批判が集まる待機児童問題をめぐり、塩崎恭久厚生労働相は十五日の記者会見で、子どもを保育所に入れるための親の「保活」の実態を四月に調べる方針を示した。厚労省のホームページでは、保育や子育て政策に対する要望や不満などの意見を近く募集する。
 塩崎氏は「まずは何が本当に必要なのかを突き詰めていきたい」と述べ、五月に策定する「一億総活躍プラン」に結果を反映させるとした。四月に自治体の担当者を集めた意見交換の場を設ける意向も明らかにした。
 加藤勝信一億総活躍担当相も会見で「プランで保育士の人材確保と処遇改善の具体的な道筋を示したい」と述べた。
 ブログに共感する子育て中の女性らが九日、国会を訪れ、保育の充実を求める約二万八千人分の署名を塩崎氏に手渡している。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160318/k10010448121000.htm

◆「保育」について あなたの声を お聞かせください/厚労省HPhttp://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000117083.html