マタニティマークは3月10日で11周年を迎えます&ヘルプマークについて

〜これまでの10年、これからの10年〜
平成18年3月に母子保健の国民運動計画「健やか親子21」推進検討会において、
妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保をめざし発表した「マタニティマーク」は、誕生から11周年を迎えます。これまでのマタニティマークに関する取組を振り返るとともに、これからの10年に向けた取組を進めていくため「マタニティマーク ファクトブック」を作成しました。

厚生労働省では、ホームページや政府広報などさまざまな機会・ルートを通してマタニティマークを広めるとともに、公共機関や職場などに取組への協力をお願いすることで、引き続き妊産婦さんにやさしい環境づくりを進めていきます。

マタニティマーク ファクトブック
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11908000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Boshihokenka/0000154097.pdf

マタニティマーク 
妊娠初期は、赤ちゃんの成長はもちろん、お母さんの健康を維持するためにもとても大切な時期です。しかし、外見からは見分けがつかないため、「電車で席に座れない」、「たばこの煙が気になる」など妊婦さんにはさまざまな苦労があります。 
国民運動計画「健やか親子21」推進検討会において、妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保を目指し、「マタニティマーク」を発表しました。マークは、妊婦さんが交通機関等を利用する際に身につけ、周囲に妊婦であることを示しやすくするものです。
また、交通機関、職場、飲食店等が、呼びかけ文を添えてポスターなどとして掲示し、妊産婦さんにやさしい環境づくりを推進するものです。

ヘルプマーク 
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。

ヘルプマークの配布や優先席へのステッカー標示等を、平成24年10月から都営地下鉄大江戸線で、平成25年7月から全ての都営地下鉄、都営バス、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーで開始し、さらに、平成26年7月からゆりかもめ、多摩モノレール、平成28年12月から、都立病院、公益財団法人東京都保健医療公社の病院へと拡大して実施しています。
また、平成26年7月から民間企業への働きかけも実施しています。
 ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車・バス内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。

◆東京都福祉保健局HP ヘルプマーク
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html