「世界経済フォーラム」は2日、2017年版の世界の男女平等度ランキングを発表

「世界経済フォーラム」は2日、2017年版の世界の男女平等度ランキングを発表した。
日本は144か国中114位と、昨年より順位を三つ下げて過去最低を更新した。1〜3位はアイスランド、ノルウェー、フィンランドと北欧勢が占めた。

ランキングは教育機会、健康、政治参加、経済活動の4分野で、男女格差や女性の参加率を指数化した。日本は健康の平等度が1位(昨年40位)、教育機会は74位(同76位)だったが、政治参加が123位(同103位)、経済活動が114位(同118位)と低かったことが響いた。

日本はランキングが始まった06年は80位だった。09年に75位まで浮上したが、日本の女性団体などからの指摘で101位に下方修正され、ここ2年は110位台まで下げた。

ランキングは東アジアの国が低くなる傾向があり、中国は100位、韓国は118位だった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171102-00050031-yom-soci

◆The Global Gender Gap Report
http://www3.weforum.org/docs/WEF_GGGR_2017.pdf