仙台といえば、七夕。200万人の人出でにぎわうアーケード街の喧騒をさけて、街を包み込むように流れる広瀬川へと足をのばせば、川に毛糸の「天の川」がかかっている——そんなアート・プロジェクトの企画を始めました。
今年４月に「杜の都仙台」の象徴とも言うべき定禅寺通りのけやき並木で行ったプロジェクト（こちら）につづく「仙台SENDAI」をテーマにしたアート・プロジェクトで、今回は「七夕」と「広瀬川」がテーマになります。
図はいずれも2004年に行われた「TANABATA.org Art Project 2004」のためのスケッチで、実現しなかった「毛糸の橋」（プランはこちら）。
今回は「天の川」なので、さまざまな青い毛糸を全国から募集し、広瀬川にかけたいと考えています。
タイミングはもちろん、仙台七夕の行われる時期、8月5日（前夜祭）〜8月8日を含む期間。仙台七夕はどうしても伝統的なお祭りであって、新味に欠けるので（もちろん、それがいいわけですが）、時にアートによるプロジェクト的な刺激があるといいのではと思います。
（コメント：門脇篤）
