今日は仙台アートシティプロジェクト実行委員会のみなさんと、一番町四丁目商店街の各お店にあいさつ回りをしました。

何組かに別れ、一軒一軒あいさつしてまわりました。
私は商店街の工藤さん、宮城教育大の村上タカシ先生、アーティストの齋藤高晴さんといっしょにおもに商店街の西側をまわりました。
私は「毛糸の屋根」についてのチラシをわたし、「去年は西公園の桜並木を定禅寺通りに延長しましたが、今年は定禅寺通りの新緑を四丁目商店街まで延長します」というようなわけのわからない説明をしましたが、けっこうみなさん去年の定禅寺でのプロジェクトをおぼえていてくださり、「ああ、毛糸ね」「あなたがカドワキさん? がんばってね」と声をかけてくれました。

しかし、この商店街回りはいいですね。私はまちでやるときは営業まわりのように、いつもこのあいさつ回りをやりますが、今回は「連れ」もいるのでなんとも心強い限りです。

歩いていると顔見知りの新聞記者さんに出くわしました。聞くと、このペット屋さん、今月でお店を閉めてしまうそうです。私が高校生の頃にはもうものすごい年期の入ったお店だったので、かなり長くされていたと思います。またまちの顔が消えてしまうんですね。

ちょうどそれぞれの分担エリアを終えて商店街の真ん中あたりでランデブー。
お疲れ様です。
まわった人、それぞれの感触はちがうと思うのですが、私としては、予想以上に「毛糸の屋根」のことが商店街のみなさんにきちんと広報されていてうれしかったです。というより、いつもまちでやるときはまったくのストレンジャー状態から始めることが多いので(時には変人扱いされることすらあるわけで)、あらかじめ名前や毛糸のことまで知ってくれているというのは本当に心温まることです。地元さまさま。これからはもっと心して仙台のまちのためにアートやっていこうと思いました。
門脇篤