校舎に入るとかっぱくんがお出迎えです。
お疲れさまです、かっぱくん!
通された校長室には、歴代校長の肖像画や写真が並んでいます。
今の校長先生は31代。実にくだけた方で話しやすい方です。
担当の高橋先生と1年生担任の先生とともに、ワークショップについて打ち合わせします。
まちでアートをするときもそうですが、何かできあがったかたちやものを持ち込むわけではなく、その場のニーズや問題を吸い上げてつくっていく、というスタイルをお話しし、最初はとまどっていた先生方ですが、「そうですか、では…」という感じに出てきた「ニーズ」は、「今の一年生は例年になく元気で廊下を走り回っているので、ゲートのようなものをつくって楽しみながら、廊下を走り回るのを防止するようなもの」
できます! ちょうど今やっている「コミュニティアート・ボックス」です。
ということで、プラダン(プラスティックダンボール)で廊下に「ゲート」をつくり、楽しみながら廊下を走り回るのを防止する「アート」をつくることになりました。
「問題」の1年生の教室を訪ねると…もう5秒後にはこんな感じ。
創立百何十周年という歴史をもつ色麻小学校ですが、校舎も実に味のあるつくりで、鉄筋ながら廊下や教室は木をふんだんに使ったつくり。廊下に雑巾がけする子供たちも「すべすべー」とかいいながらものすごく楽しそうに掃除をしています。
なんか、本当にいいなー
(つづく)