歴代校長先生の中にはお坊さんもいらっしゃるんですね。
今回受け入れてくださる2年生の大宮先生の教室で、2年生の机に座っての打ち合わせ。2年生の目線がよくわかります。
宮城県から行っている募集の書類はほぼタイトルと副題のみで、「毛糸のワークショップ」としかわからないので、まず私がどんなことをやっているかの説明から入り、受け入れ先のニーズや問題に応じてワークショップをつくれる、というような話をすると、「全然ちがうものを想像していました。想像以上におもしろそうなので、この際ばーっと壮大なのをやりましょう!」みたいな話になり、1日かけて校舎と校庭に毛糸を結ぶことになりました。
2時間くらいかけて当日の細かな手はずなどを打ち合わせし、その後、いろいろアートの話など、話がはずんできたところで帰る時間になってしまいました。
こういうのはどうもいけませんね。ゆっくり時間をかけてその土地を訪ね、打ち合わせし、みたいなのをやりたいものです。
結局のところ、何をするか、というよりも、どうやったかの方が大事なわけで、その土地を訪ねるその訪ね方からしてもうすでにその一部なんですよね。
すでに外は真っ暗。
このベランダから当日は小学2年生たちが校庭に向かって毛糸を投げます。
あとは天候と、校庭のコンディションだけが不確定要因です。
当日は、「けやきに花を」を手伝ってくれ、その後原付で日本一周の旅に出た大沼祐太朗くんも手伝いに来てくれる予定です。
(門脇篤)