第6回「アートの現場-見る、聞く、つくる-」東北の現場から横浜の現場へ〜

ART LAB OVAさんの企画で、harappaの畠山さんとともに東北のまちとアートについて語り合う企画が3月20日、横浜で行われます。
以下、ご案内です。どうぞよろしくお願いいたします(転送歓迎)。

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■第6回「アートの現場-見る、聞く、つくる-」東北の現場から横浜の現場へ〜
門脇篤まちとアート研究所
NPO harappaプロジェクト

本講座では、全国各地のアートプロジェクトの先進事例からその地域性、多様性、必然性を探り、アートの効能と矛盾について参加者と共に考えます。
第6回は、東北から地元住民たちとともに展開するアートプロジェクトに関わる2人においでいただきます。
宮城県内の過疎地の温泉街やシャッター街と化した商店街の住民たちとともにコミュニティーアート型のプロジェクトを展開している門脇篤まちとアート研究所主宰の門脇篤氏、弘前の古い煉瓦倉庫で開催した奈良美智の展覧会から誕生したNPO harappaプロジェクトの理事であり、NPOharappaが指定管理をする市内最古の洋風木造建造物、弘前市立百石町展示館の副館長を兼任する畠山 秀文氏をお招きします。
アートの現場シリーズ最終回となる今回、横浜トリエンナーレなど横浜のアートシーンを支えてきているアート・ボランティアの状況なども紹介し、参加者からの事前質問をもとに活発な議論を進めたいと思います。

●日時:2009年3月20日(金・祝) 13:45〜16:30
●会場:横浜市開港記念会館「1号室」
横浜市中区本町1-6
みなとみらい線「日本大通り駅」出口1から徒歩1分
地図:http://www.city.yokohama.jp/me/naka/renraku/kaikokinen/

●講師:
門脇 篤氏(門脇篤まちとアート研究所)
畠山 秀文氏(NPO harappaプロジェクト/弘前市立百石町展示館)

●聞き手:蔭山ヅル(ART LAB OVA)
●主催:よこはまアートコミュ実行委員会
●共催:ART LAB OVA、はまことり 協力:横浜トリエンナーレサポーター
●申込:メールにて、1)参加希望日時、2)お名前を、また、差し支えなければ、3)職業4)参加動機、講師への質問なども合わせてお知らせください。
件名を「アートの現場予約申込」としてください。
●申込・問合:メールアドレス artlabova★dk.pdx.ne.jp(★印を@に差し替えてご利用ください)
●参加費:無料

<講師プロフィール>
門脇 篤(かどわき あつし)
1969年、仙台生まれ。宮城県東鳴子温泉、塩釜市本町通り商店街、千葉県船橋市本町通り商店街など地域をテーマとしたコミュニティ・アート型の活動を展開している。NPO法人東鳴子ゆめ会議理事。門脇篤まちとアート研究所主宰
【門脇篤まちとアート研究所】
とがびアート・プロジェクト」(中学校を美術館にしよう、2004〜06年)。「GOTEN GOTENアート湯治祭」(過疎地の温泉街住民とアート、2006〜08年)。「もとまちアート海廊」(シャッター街と化した商店街住民とアート、2007年)。「けやきに花を」(杜の都仙台のけやき並木をさくら並木に仙台市住民とアート、2007年)。コミュニティアート・ふなばしとの商店街を舞台としたコミュニティアート・プロジェクト(2006年〜)など。

畠山 秀文(はたけやま ひでふみ)
1963年弘前市生まれ。NPOharappa理事。指定管理の施設、弘前市立百石町展示館の副館長を兼任。2005年に開催した、奈良美智「From the Depth ofMy Drawer」弘前展では実行委員会の事務局長を務める。
【NPO harappaプロジェクト】
いわゆる弘前の奇跡。街中の古い煉瓦倉庫に、多種多様な人間が集まり、2002年8月、奈良美智の展覧会I DON’T MIND,IF YOUFORGET ME.を実現させた。そこからNPO harappaが’03年12月に誕生し、’06年7月にはYOSHITOMO NARA +graf A to
Z展が開催され、実行委員会のコアを担う。さらに活動の「原っぱ」は拡がり、市内最古の洋風木造建造物の指定管理者になる。近年、展覧会はもとより、シネコンに挑むべく名画座復活運動、クラシックコンサートをも主催する。
http://harappa-h.org/

【ART LAB OVA】
横浜を拠点に、アーティストが運営する非営利のグループ。まちの狭間で「場」
や「出来事」を通じて「関わり」を探るアートプロジェクトとして、活動を展開中。
http://artlabova.org