東北の現場から横浜の現場へ(21)

こちらはいっしょに家をつくった女の子のお兄さんが描いている絵。
東京駅周辺の図なんですが、かなり緻密です。しかもどうも記憶のみで制作している様子。

ということでアトリエは6時でおしまい。
終わってからオーバさんとボランティアのみなさんとともにお茶とお菓子をいただきながら、軽く雑談。
ボランティアの方は、「絵を描いているんだけれども、何か参考になるかと思って」参加していらっしゃるとのこと。
すばらしいですねー、横浜。

オーバさんらとバスに乗り込み、再び横浜市街地へ。
市民活動支援センターでいよいよ明日に迫った「東北の現場」の資料づくりをします。

今回のお話は、1月にコミュニティアート・ふなばしの報告展のために船橋会場で「船」をつくっているとき(こちら)に、オーバの蔭山ヅルさんから電話が来たことに端を発していて、オーバのおふたりの活動に関しては、12月にアサヒ・アート・フェスティバル(AAF)2009の選考委員会に参加させていただいたおりに企画を拝見、「映画館をフィリピンにする」とかいうことをやっている人たちというのにまずぴーんときて、それからそのプレゼンを見て感激していたところに突然お電話いただいたので、何かもう知っている人からの電話のようでしたが、当然先方はこちらのことなど知るよしもなく、よくよく聞くとコミュニティアート・ふなばしの下山さんも「誰か東北のアートを知っている人はいないか」ということで推薦してくれたそうで、そういうつながりでのこのことやってきたわけですな。

1時間ほどで資料をつくり終え、近くにあるオーバの「13畳のアート・センター」にお邪魔しました。
すごいですね〜

(つづく)