東北の現場から横浜の現場へ(23)

何やらおなかの調子がわるいのでいわしのつみれ汁をいただくことにしました。
でもビールも飲んでしまうんですねー
ここでオーバのおふたりから今日のアトリエについてのレクチャーを受けます。
「私たちはね、あの子たちの目を通してものを見ようと思っているの。だから、冷蔵庫作りたいって言っても、ぎりぎりまで手を出さない。だって、あの子たちが考えている冷蔵庫って、どんなんだかわかんないじゃん。もしかしたらものすごく非常識にでかいのとかさ。そういうのを見たいわけよ。あんたのはただの工作じゃん?」
ということで、自分がつくりたいものをつくる私とはまったく違い、「アーティストの目を通して社会を見る」などというナイーブな視点ではなく、「いろんな人の目を通してアートや世界を見渡す」という、ホントぎりぎりのことをやってらっしゃるおふたりなのでした。
すごいですね〜。これにはビリビリきましたよ。「まちとアート」とか言ってる場合じゃありません。

ということで、横浜2日目の夜も更けていきます。

ここの暮らしにも慣れてきたような気がします。
が、こんな狭いんじゃ慣れようもないような気もします。
明日はとうとう本番ですよ!

と、いうことで一夜明けて起きてみると、曇ってます。
ここのところ毎日晴天つづきだったので、曇りか〜と思っていると、ものすごい勢いで雨が降り始めました。

待ち合わせの11時半ぎりぎりまで資料のチェックを行います。
というか、昨日完成していなかったので。
さぁ、できた!
寿町を後にします(今夜も戻ってきて泊まりますけど)

(つづく)