打ち合わせでお聞きしたところによると、この仙台ローズガーデンは福祉が「はやり」はじめた頃、あまり純粋ではない意図で当時の発起人の方が始めたのだそうですが、その後の小泉改革によって皮肉にもそうした膿が出され、福祉に競争原理を持ち込まれることは本当にたいへんそうなのですが、スタッフには志の高い人だけが残ったそうです。
しかも当初から地域との交流を第一に掲げ、ご近所とは「バラ祭り」や「感謝祭」などのイベントはもちろん、いろんなかたちで交流を行ってこられたそうです。本当にすばらしいことです。
そこで逆に次は周辺地域だけでなく、もっと広範囲の方にアピールしたい、ということで新たなチラシづくりのデザインなどをたのまれました。
がんばっていいものつくりたいと思います。
「火の車だから」と募金箱がわりのペットボトルの中に赤い消防車が入っているのを指差して笑う施設長さん。心では泣いているのかもしれませんが、本当に前向きな、人情味のある方です。
おみやげにガーベラをひと束いただいたのですが、帰りにバラの鉢とラナンキュラスやクッキーなどを買って帰りました。
本当に安いです。安い安い言うとなんですが、しかも新鮮。
これは別に知的障害者授産施設とか言わなくても、モノで勝負できるんじゃないでしょうか。そして知らずにステキなところと思って来た人が、そういう事情もあとで知る、みたいな。
とりあえずチラシがんばります。
(門脇篤)