「ZAWORLD」真っ最中の岩見沢市のアート・スペースiwamizawa90°に着々と「毛糸の線路」が出現しています。
赤い毛糸は全国から募集し集まってきたもので、岩見沢がかつて日本で三番目に敷設された鉄道沿いに発達した町であり、東日本最大の操車場があった町という、鉄道との深い関係から、鉄道とそして赤いレンガをモチーフとした一連の作品の一部をなすものです。
岩見沢にかかわりの深いもうひとつのモチーフ、赤レンガは、ほぼ隔週で行われている「まちなか朝市」でのワークショップでプラダンの箱=レンガをつくる、というかたちで作品化され、最終的には600個近いプラダン製の「赤レンガ」が、岩見沢のみなさんの手をお借りしてできあがる予定で、これらを使って岩見沢最大のお祭りである「百餅祭り」に担ぎだされる「赤レンガみこし」と、JR岩見沢駅に築城される予定の「イワミザワ城」、そして岩見沢駅南北通路には岩見沢の130年の歴史を表現する赤い枕木/赤レンガが並べられる予定です。
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(門脇篤)