しょうがいのある人たちと文化のソフトとハード

平成21年度文化ボランティア支援拠点形成事業
文化ボランティア・コーディネーター養成講座

【横浜市中区若葉町シネマ・ジャック&ベティ編】
第7回
しょうがいのある人たちと文化のソフトとハード

2000年に当時の厚生省が「ソーシャルインクルージョン(social inclusion)」の理念を推し進める提言をしました。
たしかに、この10年でしょうがいのある人たちの生活は選択肢が増えるなど大きく変化したかもしれません。
しかし、一方で、いまだ、しょうがいのない人たちにとって、しょうがいのある人の日常や文化は身近といえず、そういう意味では、「ソーシャルインクルージョン(social
inclusion)」が進んだとはいえない状況だともいえます。
今回、車椅子ユーザーで起業家である岡村道夫さんと、学生時代からしょうがい者アートの活動に携わっている美術館学芸員の山本雅美さんを講師としてお招きし、しょうがいのある人の文化のニーズと必要な配慮や支援を学びながら、その可能性について考えます。

・日時 2010年1月10日(日)13:00〜16:00(開場12:30)
・会場 横浜商店会ビル1階(横浜市中区若葉町3−47)
京急黄金町駅、市営地下鉄阪東橋駅徒歩5分
*シネマ・ジャック&ベティ出て右斜め前。
・申込 受講希望者は,氏名,携帯電話番号と携帯メール,職業,参加動機を記載のうえ,E-mailにて,下記まで。
artlabova★dk.pdx.ne.jp(★→@) 定員30名
・料金 無料(参加者は1週間以内に,レポートを提出してください。後日まとめた冊子を進呈します。)

講師:
岡村道夫
(ピアサポート株式会社取締役会長|車いす起業家)
http://www.peer-support.co.jp/

山本雅美(東京都現代美術館学芸員)

聞き手:
蔭山ヅル(ART LAB OVA)
http://artlabova.org/

【文化ボランティア・コーディネーター養成講座:横浜市中区若葉町シネマ・ジャック&ベティ編】
長い歴史をもちながら,常に危機的な状態にある,横浜唯一の独立系映画館シネマ・ジャック&ベティ。
http://www.jackandbetty.net/
そして黄金町と伊勢佐木町商店街の裏通りとして独自の変移をしてきた周辺地域。その事情を理解したうえで,シネマ・ジャック&ベティ周辺で開催される映画祭やアートプロジェクトなどのイベントを,地域やNPOなどとつなぐことで,より多角的にし,魅力的な広報で人を呼ぶ,「地域振興につながるアートプロジェクト」として運営してゆけるコーディネーターを育成します。

●横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭ブログ
 http://downtownart.hama1.jp/
●ART LAB OVAアートラボ・オーバ
 http://artlabova.org
●シネマ・ジャック&ベティ
 http://www.jackandbetty.net/