「みやぎ芸術銀河」と亘理町主催で10月31日に行われる美術ワークショップで講師をすることになり、打ち合わせに行ってきました。
宮城県亘理町は「はらこ飯」や「仙台いちご」の産地として知られ、山あり海あり田んぼありの風光明媚なところですが、実際にじっくり足を運んだことがなく、今回とっても勉強になりました。
担当の方おふたりとかなりいろんなお話をした結果、当初「毛糸のワークショップ」ということだったのですが、プラダンで城をつくるワークショップに変更。ワークショップ開催の一週間後に町民文化祭があることから、そこでの発表と可能ならばそこでもワークショップを行うという方向で検討していただくことになりました。
今回の美術ワークショップは「孫育て講座」という祖父母世代の交流を促すプログラムのために行われるもので、お孫さんとおじいさんおばあさんがペアで参加するというもの。
お城をつくろうというのは、ここ亘理は伊達政宗の片腕として活躍した武将・伊達成実の城下町で、「臥牛城」というお城(実際には「要害」)があったこと、また近年、駅に隣接して「悠里館」なるお城みたいな建物(中は郷土資料館と図書館、町の窓口)も建てられるなど、どうもお城に対して並々ならぬ情熱をもった地域のように思われたからです。
町民文化祭などと連携し、さまざまな仕掛けで広がりをもった企画になるようがんばりたいと思います。
そして何より、9月後半から解禁になるという「はらこ飯」の楽しみです。
(コメント:門脇篤)