「定禅寺ジャーナル ウェブ版 ディベート編」が始まります!

定禅寺ジャーナル ウェブ版 ディベート編」が始まります!
 2011/6/14(火)18:00-19:45
 2011/6/28(火)18:00-19:45 ※以後、隔週で開催予定
 せんだいメディアテーク2F 「3がつ11にちをわすれないためにセンター」
 本企画のもようはUstreamで中継もいたします >>> こちら 
 参加無料 どなたでもご参加ください。
 ウェブからの参加もお待ちしています
 ◆メール info@kadowakiart.com
 ◆ツイッター jozenjijournal
 ◆スカイプ atsushikadowaki
 協力:3がつ11にちをわすれないためにセンター

第一回「震災カフェ(1)〜それぞれの震災」
2011/06/14 18:00-19:45 せんだいメディアテーク2F
震災直後から元自衛官としての経験をいかし、人命救助や「ひとり災害支援隊」、果ては「汎用災害派遣幕僚小隊」結成まで行い、被災地の緊急支援を行った鈴木氏と、地震当時滋賀県に出張中でテレビから流れる映像を目の当たりにし、大宮で買った自転車で仙台まで帰った門脇氏。それぞれの震災体験に加え、来場者からも体験談をお聞きし、震災体験という「絶対的体験」について語り合います。
◆スカイプゲスト:遠藤歌奈子氏(岩見沢アートホリディ代表)
 「震災を”知らない”北海道からの質問状」
◆おたよりコーナー「ここがヘンだよスズキさん」
 これまでのインタビューを聞いて、鈴木さんへの疑問・反論などを募集しています。
◆飛び入り出演大歓迎です!(現場/ネットに関わらず)

開催主旨

本音で語り合える場を
仙台につくりたい

——支持もされたいが、批判もされたい。
 なぜなら、それで成長してきた自分がいるから。

鈴木太さんが仙台のまちかどでビッグイシューを販売し始めたのは2010年8月。支援してもらうためにビッグイシューを売っているのではなく、売場がまちかどにあるというだけで、やっていることは純然たる本屋と同じとの思いから、ならばこの「店」にしかできないことをしようと、毎号、手書きのミニコミ誌をつけることにしました。
これはお客さんへの評判もよく、鈴木さんの商才が証明されたかに見えました。
しかし、書くことは鈴木さんにとって、単なる販売促進の道具ではなく、自己表現そのものだったのです。やがて客が減ってもいいから本音を書きたいと強く思うようになりました。
そうして書いたミニコミ誌は、普段は温厚なお客さんが読むなり鈴木さんをどなりつけるほどのものだったそうです。
その晩、鈴木さんは嬉しくて眠れなかったといいます。自分が本音で書いた文章をその人はきちんと読んで批判してくれた。それが嬉しかったのです。そのお客さんは今でも必ず買いに来てくれ、いいものはいい、ダメなものはダメと意思表示してくれるそうです。そして鈴木さんのお客さんの多くは、そうした人が占めるようになったといいます。
自分たちの年代の義務は、若い世代をどう良い大人にしていくかの道しるべを示すこと、と鈴木さんは言います。
いろいろな人と本音で語り合う場をつくりたい。そんな思いから「定禅寺ジャーナル ウェブ版 ディベート編」はスタートします。
みなさんが出演者です。ぜひご参加ください(メールやツイッター、スカイプなどでの参加も可能です)。

レギュラー出演者

鈴木太(すずき・ふとし)
1965年山形県生まれ。自衛官、郵便局員など様々な仕事を経て2010年、八戸で派遣切りにあい、沿岸部を歩いて仙台へ。8月から仙台市青葉区一番町四丁目商店街と定禅寺通りが交差する場所でビッグイシューの販売を始める。おまけとしてつけたミニコミ誌「ハッピー通信」がたちまち話題に。その後、路上生活中の有り余る時間を使って思索を深めた結果、批評誌「定禅寺ジャーナル」の創刊をめざすことを決意。このほか、仙台のすべてのアーケードを月一回ボランティアで清掃する「仙台ダストスポットミステリーツアー」など仙台のまちを舞台に体当たりの活動を行っている。

門脇篤(かどわき・あつし)
1969年、仙台市生まれ。「まちとアート」をテーマに、2003年頃より宮城県東鳴子、北海道岩見沢、千葉県船橋、新宿歌舞伎町、滋賀県栗東など各地でコミュニティアート型の取り組みを各地で行っている。また、近年ではUstreamやツイッターなどを使ったソーシャルメディアアートの作品も展開。鈴木太氏とは出会ったその場でUstream放送を始めた。
99年より仙台市青葉区片平で癒し系学習塾「杜の教室」を開いている。
好きな言葉:アドリブ、見切り発車
http://www.kadowakiart.com
ツイッターアカウント kadowaki