2012年度 社会貢献・国際協力入門講座が本年もスタートいたします。
本講座は、社会人を中心に、毎年多くの方が受講くださいます。
地球規模の課題を知ることは、グローバルな構造と自分との関係性を考える上で不可欠です。 世界の課題が、実は私たちの日常生活につながっていることを実感しながら、 講義やワークショップを通じて解決策を考えましょう。
皆様のご参加をお待ちしています。
●講座内容● 時間:7時から8時30分となります。
第1回:5月9日(水) 「地域社会からみたグローバリゼーション」
神田 浩史 (特定非営利活動法人 AMネット 理事)
こんなこと、あんなものが世界とつながっている?自分たちの地域社会の諸課題と世界規模の問題とのつながりについて考え、地域社会からできる国際貢献を考えていきます。
第2回:5月16日(水) 「わたしたちの難民問題」
中尾 秀一
(財団法人 アジア福祉教育財団 難民事業本部関西支部 支部長代行)
難民とは、どんな人たちなのか。なぜ故郷を離れ、どのようにして国外へ逃れるのか。難民キャンプではどんな暮らしが待っているのか。難民の視点から考えます。
第3回:5月23日(水) 「子ども兵、社会復帰支援の現場から」
小川 真吾 (特定非営利活動法人 テラ・ルネッサンス 理事長)
アフリカで起こっている紛争の現状とその背景について、ウガンダの子ども兵問題を例にお話します。現場での体験談を交えながら、「なぜ、アフリカで紛争が続いているのか」を考えていきます。
第4回:6月6日(水) 「インドから見る「援助」の現実」
宮下 和佳 (認定特定非営利活動法人 ソムニード 事務局長代行)
キーワードは、「ケチで欲張りでお気楽」? きれいごとじゃない現場のリアリティーに向き合ったインドでの活動事例を通して、ほんとうに役立つ国際協力を考えます。
第5回:6月13日(水) 「人身取引受け入れ大国? 日本の現実」
藤原 志帆子 (特定非営利活動法人 ポラリスプロジェクトジャパン 代表)
日本だけでなく、世界中の国々で横行しているトラフィッキング(人身取引)は急速に拡大し、今では麻薬取引に次ぐ世界第2の犯罪産業といわれています。被害者支援活動の現場からお話しします。
★第6回以降の講座詳細→ http://rec.seta.ryukoku.ac.jp/panasonic/