新潟県川口町木沢集落・訪問交流ツアーを開催

10月23日(木)〜24日(金)の1泊2日の日程で、西宮市内の復興
住宅にお住まいの、阪神・淡路大震災の被災者14名とスタッフ・
看護師合わせて計18名が、2004年中越地震の震源地である
新潟県川口町木沢集落を訪問しました。
このツアーは、本年1月17日に木沢集落の被災者の皆さんが、
西宮に来られたのがきっかけで、今度は西宮から木沢集落を
訪問させていただくことになりました。
1日目は、中越地震の発生した午後5時56分に、木沢集落内に
おいて開催された追悼式に参加させていただき、献花とともに黙祷をささげました。
その後、地元の古民家(写真)において行われた交流会に参加しました。美味しい
地元の郷土料理や新米のコシヒカリをいただきながら、木沢集落の方々と西宮から
の参加者と楽しい交流のひと時を過ごさせていただきました。

2日目は、朝から木沢集落内を散策しました。あるお宅で飼われて
いる大きな鯉を見せていただき、その鯉たちの模様の素晴らしさに
参加者一同感激していました。また、集落内にあるお寺にも寄らせ
ていただいて、素敵な雰囲気に心が和むようなひと時を過ごさせて
いただきました。
そして、その後、3年前に廃校となった木沢小学校に行き、木沢焼
という陶芸体験をさせていただきました。指導員の先生方に教わり
ながら、思い思いにコップやお皿などを作り上げていきました。
(出来上がったものは数日乾燥させて窯で焼いて年内に出来上がる予定です)

陶芸体験が終わり、昼食ではその場で手作りの手打ち蕎麦をご馳走になりました。
こうして2日間の交流ツアーはあっという間に終わりの時を迎えました。

今回参加したメンバー全員に、「参加して本当によかった」と言っていただけました。
木沢集落の方々のあたたかいおもてなしに感謝するとともに、同じ被災者同士が
より一層つながりを深めることができたものと思います。
このツアー実施のために色々と準備して下さった木沢集落の関係者の皆様方に
西宮の参加者を代表して心よりお礼を申し上げたいと思います。