18日(月)、大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所(CEL)が主催された行事に行ってきました。新型インフルエンザ感染拡大で、大阪市内でたくさんの人が集まる行事は中止になるケースもある中、会場となった大阪ガスビル3階ホールには、申込者百数十名のほとんどが出席。それぞれにマスクをされ、熱心に登壇者の話に耳を傾け、メモをとっておられました。(%エンピツ%)
どうして行事が開催できたのでしょうか?主催者側でもきっと激論が闘わされたことと思います。過剰反応だという声もあれば、マスクだけでは不安だという声もある中での判断は難しいものだったと思います。事前申込を募って行う行事でしたので、不特定多数の集会ではないとして開催に漕ぎ着けたとのことでしたが、見事な対応がなされていました。(%ひよこ%)
会場受付には、マスク、消毒液、サーモグラフィーがありました。マスクは無料で配られました。サーモグラフィーは、参加者の体温を感知するもので、もし高熱の方がいらっしゃればわかります。昨日は、実際にはいらっしゃらなかったのですが、もし高熱の方が出た場合に備え、別室が用意され、そこには会場の様子がわかるモニターが設置されていました。何より大切なことは、こういう準備をして皆様をお迎えすることを事前に参加者にお知らせされたこと、同時に、体調不良の方々には参加をお控え下さいと一言添えられたこと、こうしたことが参加者に安心を生んだと思います。(%音符2%)
この対応は、今回の新型インフルエンザの性質、現段階で集められる情報の内容など、特定の時点での特定の事情が絡んでの対応です。いつもマスクと消毒液とサーモグラフィーと別室があれば良いというわけではありません。ただ、参加者のお一人お一人、そして、参加者相互の関係などに思いを馳せ、その方々に対して精確な情報を事前に流されたことは大切なことだと学ばせていただきました。(%ニコ男%)