8月28日(金)NVNADの関係者3名で、また佐用町に行って
きました。
今回の目的は、8月15日(土)と22日(土)に西宮からボラン
ティアバスを西宮市社協さんと共同で出させていただき、たく
さんのボランティアの皆さんに支援活動をしていただきましたが、
その活動したところのその後の様子を確認してくるのが一つの
目的で、もう一つは、今後の中長期的な支援策について検討をすることが第二の目的でした。
まず、佐用町の久崎小学校に行き、自治会長さんにお会い
して、その後の現状などをお聞きしました。久崎小学校の
体育館では、まだ住民の方々に対してお弁当や飲み物など
を配られていました。
災害ボランティアセンター久崎支部のあった久崎小学校のグランドには、テントは一切なく,26日から学校の2学期が再開されたとのことで、子どもたちがグランドを駆け回っていました。
そのあと、久崎地区を歩いて回りました。
町は一見片付いているように見えましたが、多くの家では畳や床がはがされた状態で
まだまだ日常の生活を営むには時間がかかりそうな状況でした。
日頃、ふれあい喫茶などで地域住民が憩いの場として交流されている地区センターは、まだやっと泥出しが終わったところで、使用するのはまだ時間がかかりそうな状態でした。
また老人福祉センターについても、床がはがされて消毒している状態で、復帰には
時間がかかる模様でした。
そのあと、久崎地区の被災された方々が入居される予定の仮設住宅を見に行きました。久崎地区からは車で5分程度の近い距離のところ(町立笹ガ丘荘の近く)に建設中でした。全部で18戸が建てられるそうですが、近隣にはスーパーなどもなく、少し階段状のところに建てられているので、お年寄りの方々や足の不自由な方々にはすこし生活が不便になるように感じました。
そして、最後に、災害ボランティアセンター本部(佐用町社会福祉協議会)を訪問しました。8月30日(日)をもって佐用高校にあった災害ボランティアセンター佐用支部も閉鎖となり、本部のみが残るという形になります。また9月1日からは、災害ボランティアセンターは、「きらめき復興支援センター」と名称も変更し、今後も復興の支援活動を行っていくということでした。
NVNADとしても、きらめき復興支援センターとも連携しながら、久崎地区の支援活動を
引き続き行っていければと考えています。また、ボランティアの皆さんにもご協力をいただく場面も出てくるかとは思いますが、その折にはご支援ご協力よろしくお願いします。