9月18日(金)の夜から1泊で佐用町へ行ってきました。
今回は、チーム西宮として関西学院ヒューマンサービスセンター
から学生が2名、NVNADから2名参加しました。
18日(金)20時に西宮を車で出発、阪神高速神戸線を通って、
第二神明道路を経由して、姫路あたりから山陽自動車道へ、
そして竜野から播磨自動車道へ入り播磨新宮ICで高速を降りました。大型連休の前日でしたが、渋滞はなく佐用町には22時に到着しました。
翌19日は、午前中に、南光文化センターというところで、地元のボランティアグループ「みつわ会」さんが開催されたお茶会、その名も「あえ〜る」に参加させていただきました。
このお茶会は、8年前から定期的に土曜日の午前中に開催されて
いるとのことで会場には人が入れ替わり来られて、会場内はいつも
いっぱいになっていました。
水害で8月だけはお休みしたということですが、8年間地道に活動
されてこらてたことに感銘を受けました。また代表の方がすごく
素敵な女性で、お話しされる一言一言に、何か地域を元気にしようとする熱い想いを感じることができました。
今回は、前回のブログでも紹介させていただいた、新潟県の刈羽村の皆さんが佐用のことを想い作ってくださった竹細工を持参し、会場内に展示させていただき、皆さんに見ていただきました。佐用町の方々が地元の復興の意味も兼ねて、このような竹細工をヒントに何か動き出していただければと願うばかりです。
そして、もう一つ、今回はチーム西宮として、関西学院ヒューマン
サービスセンターの学生さんたちが事前に作って下さった、励まし
のメッセージ付きの炭の贈り物を、お茶会に参加された方々に
渡していただきました。
ささやかな贈り物でしたが、受け取って下さった皆さんは、笑顔でとても
うれしそうに喜んでくださいました。参加した学生さんたちも「佐用の皆さんに元気と笑顔を届けるつもりが、反対に元気と笑顔をもらった」という感想を聞かせていただきました。
お茶会が終わって、「みつわ会」のスタッフの方々と記念撮影をしました。
皆さん、ホントあたたかくお迎えくださり、感謝しています。
今後も、チーム西宮として交流を続けさせていただければと思っています。
「みつわ会」の皆さん、本当にありがとうございました。
そして、南光文化センターを離れ、午後からは久崎地区に入りました。
まず、老人福祉センターにおられた自治会長さんにご挨拶をしたあと、8月15日(土)と22日(土)にボランティア活動でお手伝いに入ったお宅を一軒一軒回って行きました。
町の中は元通りになっていましたが、一軒一軒を見て歩くと、家の中はまだ畳や床板がはがされたままの状態で、乾くのを待っているといった状態のお宅がほとんどでした。ある被災された方に聞くと、「畳を入れれるのは秋から冬頃かな」、とおっしゃっていました。生活再建にはまだまだ時間がかかりそうです。
ここでもメッセージ付きの炭を、学生さんたちによって一軒一軒お渡ししていきましたが、どこのお宅でも、とても喜んで受け取って下さいました。関西学院ヒューマンサー
ビスセンターの学生の皆さんが手作りで作って下さったその想いが、佐用町にしっかりと届けられたと思います。
その後、笹ガ丘荘に寄って、支配人に許可をいただき、刈羽村の竹細工とメッセージ付きの炭を置かせていただきました。
そして、最後に、きらめき復興支援センターに寄って、メッセージ付きに炭を、被災された社協職員にお渡し下さいと、置いてきました。
今後の支援については、またチーム西宮のメンバーで話し合っていきたいと思っています。