皆様からの善意のご寄付より一部をつかわせていただき、福島県から新潟県刈羽村へ、着の身着のままで避難されている方々が必要とされる物資(例えば、今回は、下着、ジャージ、生理用品)を、現地社会福祉協議会と連携して揃えて頂いております。
新潟県刈羽村は、2007年中越沖地震で被災された地域です。まだ、その傷が癒えない中、今度は、福島県からの被災者を受け入れて下さっています。刈羽と西宮、被災の悲しみを知る地域ならではの心のこもった支援にむけて、NVNADでは、皆様からのお気持ちを届けたいと思います。
最後に、昨日の刈羽からの様子をお知らせします。
「避難された方と話すことが出来、聴いてみると津波にやられ家は住める状態でなく、次は放射能でいられなくなり避難所を転々としてようやくここにたどり着いた。話してくれた方は、聞いてくれて嬉しかった。と言ってくれました。でもその方は涙も出ず、張り詰めている中で泣く事をできなくなってしまっているように思えました。その後、遅くになって、着のみ着のまま避難してきた方もいました。」