皆様からのご支援に改めまして心より感謝申し上げます。NVNADでは、被災されました方々お一人お一人に、心のこもったご支援をさせて頂きたいと考えております。3月17日夜、緊急理事会を開催し、当面、以下のように活動していく方針を固めました。引き続きのご支援、どうぞよろしくお願い申し上げます。

○被災地の中で行う支援活動
 (スタッフ現地派遣、今後ボランティア募集の可能性)
 阪神・淡路大震災の時、西宮の子どもたちは、全国各地の皆様から助けて頂きました。その中で、青森県の方々にも大変お世話になった経緯があります。そこで、NVNADでは、青森県で被災されました皆様に向けて支援を展開したいと思います。来週、スタッフを現地へ派遣して、今求められている事柄を確認し、今後の方針を考えます。具体的には、現地に拠点を構えることができれば、今後、西宮からもボランティアの皆様に現地で活動して頂けるようにご案内申し上げたいと思います。まだ現地の様子がわかりませんので、今のところは、あくまで「遠くからの想い」として受けとめて下されば幸いです。

○被災地から避難されている方々への支援活動
 (支援継続中。スタッフ現地派遣、今後ボランティア募集の可能性)
 NVNADでは、中越地震で被災されました新潟県小千谷市、中越沖地震で被災されました新潟県刈羽村の皆様と現在も交流を続けておりますが、その小千谷市、そして、刈羽村にも、福島県からたくさんの方々が避難されてきています(現場からの声を、このブログに掲載して参りました)。そこで、NVNADとしまして、小千谷市、刈羽村の皆様と一緒に、福島県から避難された皆様に対する支援を展開したいと思います。すでに、避難された皆様に救援物資の支援は進めてきておりますが、多くの避難者を受け入れておられる現地からは、ボランティアの力を求める声も聞いております。週末、スタッフを現地へ派遣して、避難者の皆様にお目にかかるとともに、現地で支援活動をされている方々からお話を伺い、今後の方針を考えます。具体的には、お一人お一人の必要とされる物資について準備したり、避難中にホッとして頂ける場を設けたり、じっくりとお話を伺ったりしていきます。西宮からのボランティア参加も念頭に置きながら、被災を知る者どうしならではの心の通い合う助け合いを支えていきたいと思います(この活動は、NVNADで展開して参りました「被災地のリレー」の一環です。今回は、西宮-中越-中越沖-東日本と想いをつなぎます)。

○西宮での支援活動
(1)支援金募集(継続中)
 これまで皆様にお世話になって参りました街頭募金活動、および、支援金募集を引き続き展開いたします。どうか今後ともNVNADとボランティアさんを支えて下さいますようお願い申し上げます。
(2)救援物資(近日中にご案内します)
 救援物資につきまして、たくさんのお問い合わせを頂いております。被災された方々に救援物資を届けたいという皆様のお気持ちをNVNADでは、深く受けとめております。救援物資は、何を送るか、どこに送るか、どのように届けるかといったことを事前にしっかりと考えておかなければ、被災地に負担をかけることにもなりかねません。これまで、NVNADでは、阪神・淡路大震災で全国の皆様からご支援を頂いた経験を踏まえ、被災地に負担とならないように、しかし、できるだけ早く、確実にお届けできる仕組みを現在各方面と調整を続けてきております。救援物資について、また、救援物資の整理を手伝って頂くボランティア募集については、近日中にお知らせいたします。

被災地の状況変化に伴い、活動内容に変更が生じる場合もあり得ます。最新情報をブログにて流して参りますので、引き続き、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。