5月2日、野田村で活動しているNVNADスタッフの一部は、八戸市社会福祉協議会を会場として開かれたネットワーク構築に関する会合に出席しました。会合は、東日本大震災発生直後から、八戸・野田村に入り、八戸から野田村への支援について、様々な調整活動をされてきた京都大学の永田先生の呼びかけに応じたものでした。
永田先生からは、今後、野田村など岩手県北部被災地の復興を、北から、長期的に支援するためのネットワーク体制を、八戸、弘前、関西の諸団体が中心となって構築することが提案されました。
今日は、八戸の皆様とNVNADとの間で提案を検討し、ネットワークを構築することに合意しました。ゴールデンウィークが過ぎますと、ますますきめ細やかで長期的な活動が求められます。これまでそれぞれに野田村で活動を展開されてきた八戸、弘前、そして、関西の団体が、現時点で活動を振り返り、互いに連携を深めていくことには大きな意味があると考えます。NVNADとしましては、これを機に、野田村の皆様の立場にたって、野田村の皆様から見て、支援を息長く継続して、被災地の復興にむけて、さらに力を尽くしたいと思います。
今後、弘前の皆様とも検討し、ネットワークの名称、参加団体、代表者、さらに、ボランティアさんの宿泊を含めた活動拠点の整備などについて、話を詰めていきます。進捗状況を随時ブログにて報告させて頂きます。