5月7日(土)10時から16時まで、野田小学校で「野田村さくらまつり」が行われました。会場には、野田村の保育園、小学校、中学校に通う子どもたちと保護者、そして、たくさんの住民が参加されました。
体育館では、アンパンマンの映画上映、和太鼓と篠笛の演奏などを大人も子どもも楽しみました。体育館の入り口では「おはし講座とはしピー大会」が行われました。制限時間内に、お箸を使ってピーナッツを別のお皿にいくつ移動できるかを競う中で、子どもたちは熱心に正しいお箸の持ち方を教わっていました。外にはおにぎり、焼きそば、たこ焼きなどたくさんの屋台に長蛇の列。くじ引きコーナーにできた長蛇の列も途絶えることがありませんでした。ヨーヨーコーナーでは、子どもたちが目を輝かせて技を覚えていました。
また、グランドでは、ゲートボール大会が開かれました。ゲートボールの用具を流されてしまった方もいらっしゃったのですが、寄付によって調達。「やっぱりゲートボールがいいね」と満面の笑顔で、”真剣勝負”をされていました。野田村の方と結婚しているアメリカ人がアメリカからの物資を開き、参加者に選んでもらう形で配っておられる姿もありました。
メインコンサートは、上海万博の歌を歌われたAminさんが上海から来て下さり、日本の歌も交えて歌声を披露されると会場は大きな拍手に包まれていました。
大いに盛り上がったさくらまつりは、実は、久慈市出身・北京在住で野田村にもたくさんの同級生がいるYさんの呼びかけで実現。野田村を愛する同級生が再びつながって今後の野田村の復興に向けて元気になればとの想いで開かれたものでした。また仕事を通じて遠くからも応援があり、私たちもイベント運営について少しだけ手伝わせて頂きました。野田村で育った人たちのつながりが生みだす底力を目の当たりに見て、今後もそうした皆さんと一緒に、野田村を応援していきたいと感じました。