野田村にて(5月13日の活動報告)

野田村に下安家(しもあっか)地区という地域があります。漁港、ホタテやサケの孵化場などがあり、大きな被害を受けておられます。NVNADでは、前回もこの地区の戸別訪問をさせて頂きましたが、今回もこの地区を訪れてみました。港には近いけれど、少し高台にあるお家を訪問しましたところ、床上浸水の大きな被害を受けておられました。こんな高いところまで津波が到達していたことに改めて驚きました。津波によって石垣が破壊され、石が隣に大量に流出していました。その片付けをボランティアさんにお願いしたいと思いながらもためらっておられたとのことでしたので、早速、片付け作業をさせていただきました。

NVNADでは、八戸、弘前の皆様とネットワークを組ませて頂いております(ブログ既報)。ネットワークの名前が「チーム北リアス」に(ほぼ)決まりました。「チーム北リアス」では、野田村に活動拠点を設置していく方針で地元の方々と話を進めております。この日、夕方から、野田村の活動拠点に土地をご提供くださることになった方が、地元の皆さんも招いて、交流会を開いて下さいました。

「チーム北リアス」の共同代表のお一人、京都大学の永田先生、また、NVNADからは、スタッフ、学生ボランティアも参加させていただき、野田村の皆様の野田村にかける深い想いを聴かせて頂きました。土地のご提供はもとより、こうして交流会まで開いて下さって、私たちを野田村に迎え入れて下さる皆様に心から感謝いたしますとともに、これからの野田村について、できる限りのお手伝いをさせて頂きたいと強く思った一時でした。どうもありがとうございました。