昨日6月11日、あの地震、津波から3ヶ月を迎えた岩手県野田村
で、2つの活動を行いました。
一つは、「チーム北リアス」の現地拠点の開設準備室のオープニ
ングです。
「チーム北リアス」は、これまで、このブログでもご紹介してきたよ
うに、NVNADの他、八戸、弘前方面などから野田村の支援に入っているいくつかの団体、個人が結成した支援ネットワーク組織です。この度、野田村の貫牛さんのご厚意とご支援で、お宅の敷地の一部に準備室を開設することができました。準備室(および、今後開設する予定の現地拠点)は、野田村で最大の仮設住宅がある野田村中学校からほんのわずかのところ。今後の支援活動の拠点となります。
写真のように、当日は、オープニングに合わせて、チーム北リアスのロゴ(八戸工大の関川先生のデザイン)や、そのロゴを使ったトレーナーなども初お目見えとなりました。セレモニーには、チームのメンバーなど約30名が集まり、その様子は複数の地元紙でも報道されました。
二つ目は、「お好み焼き&たこ焼き」と「物資青空市」。
仮設住宅の敷地をお借りして、この2つのイベントを行いました。お天気にも恵まれ、お好み焼き&たこ焼きは、予定よりも随分早く売り切れてしまうほどの盛況でした(写真)。お待ちいただいたのに、召し上がっていただけなかったみなさまには申し訳なく思っています。他方で、「また来てね!」、「今度は私たち自身でたこ焼きを作るから機械を貸して」といった声もかけていただき、うれしく感じています。早めに次回を企画したいと思います。
さらに、「物資青空市」。大阪大学から提供いただいた支援物資や、当日駆けつけてくださった三沢の興雲寺で住職をされている新山さんからご提供いただいた物資を、テント下に並べてのにぎやかな市となりました。こちらも、写真の通り、大盛況、長蛇の列ができるほどで、大阪大学からの大量の物資も5分ですべて受け取って頂きました。
最後になりましたが、多数お集まりいただき、また、飛び入りでお手伝いまでいただいた仮設住宅の皆さま、ありがとうございました。また、いちいちお名前は挙げることはできませんが、今回のイベントを共に企画し、準備し、盛り上げていただいたチーム北リアスのみなさま、心からお礼を申し上げます。また、最後の最後になりましたが、このイベントを開催するにあたり、野田村災害ボランティアセンターの小谷地様はじめ皆様、そして、小谷地様を介して、仮設住宅自治会の会長様には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。