野田中学校仮設住宅の集会所に、人形劇がやってきました。開場
時刻前から、子どもたちの列ができました。生ギター演奏に合わせ
て、かわいらしい人形が登場。「ねことじゅうたん」や「モコちゃんの
マジックショー」といった楽しいお話が繰り広げられました。子ども
たちは、目を輝かせながら、話の中に入り込んで楽しんでいました。
大人もたくさん来て下さいました。今回、人形劇を披露して下さった
のは、東京にあるビバボ人形劇のみなさんです。代表の伊藤巴子
さんは、1955年から久慈地域に演劇を楽しませて下さっている方だそうで、今回は、(特)やませデザイン会議の招きで来て下さいました。参加された方からは、他の場所でも見せて頂きたい、仮設だけではもったいない、楽しかったという声が聞かれました。

野田小学校は、26日から夏休みになります。元気一杯の子ども
たちですが、仮設では、どこか遠慮している風にも見えます。子
どもたちが自由に遊べる場、機会が必要になる時期です。工夫
していきたいと思います。人形劇を待つ間、「仮設が終わったら、
お家を建ててもらえる!」「えぇ。いいなぁ〜」という会話を耳にし
ました。「今度、合唱で一関に泊まりに行く!」「うん!もぅ楽しみ
!」という笑顔に少し救われました。