新潟・福島では、水害が発生していると知り、心を痛めております。
ここ野田村も、小雨のぱらつく天気でした。今日は、朝9時過ぎから、
チーム北リアス現地事務所建設用地で、片付け作業を行いました。
チーム北リアスのメンバーに、「力持ちボランティア募集」ということ
で、呼びかけておりましたところ、弘前大学人文学部ボランティアセ
ンターからの10名をはじめ、八戸高専、京都大学、久慈市などから
たくさんのボランティアさんが集まってくださいました。さらに、八戸
高専の紹介で函館高専からも15名。

作業は、建設予定地に置いてある木材をひとまとまりに整頓する
こと、そして、途中まで切られてそのままになっていた桜の木を倒
すことでした。書けば簡単そうに思えますが、まさに大変な力の必
要な活動でした。ただ、たくさんのボランティアさんが力を合わせて
下さって、昼前には、作業がほぼ完了しました。NVNADスタッフは、
作業の段取りをさせて頂きましたが、チーム北リアスの皆さんが、
互いに協力して作業に当たってくださる姿、そして、その場の”雰
囲気の良さ“に、改めて感銘を受けました。ご参加頂きましたボラ
ンティアの皆様、どうもありがとうございました。

午後からは、上記作業にあたる班、能登半島輪島市の皆様から
預かっております「和みバッグ」を配布する班(前回、前々回で不
在だったお宅)、そして、本日午後、西宮から野田村に到着したN
VNAD&にしのみや遊び場つくろう会共催のプレーパークのボラン
ティアさんの準備を手伝う班に分かれて活動しました(プレーパ
ークについては、後日、別途ご報告します)。チーム北リアスでは、
現地事務所をもつことを考え、NVNADも積極的に関わって参りま
した。6月11日に現地事務所「開設準備室」ができ、これまで様々
な行事などに活用して参りました。

今日の作業で、建設用地も片付き、いよいよ、現地事務所の工
事が始まります。事務室、倉庫、そして、宿泊棟です。設置の目
的は2つあります。一つは、チーム北リアスのボランティアさんが、
ここに長期滞在することによって、仮設住宅の皆様をはじめ住民
の方々と持続的に関わっていく拠点となること。もう一つは、住民
の方々とチーム北リアスのメンバーが集まって復興に向けた議論
を進めていく場となることを目指しています。8月11日頃、建物が
完成し、お盆過ぎには準備を整え、月末から運用する予定です。